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沼尻將惠のお花と暮らす日々

四季折々の草花を素敵に見せるコツをご紹介します!

寄せ植え講習会

先日の自宅での講習会。コンテストの為の寄せ植え作りがテーマ。今回は私の中級クラスに来ていた生徒さんばかりで、コンテストでは何度も賞を頂いているメンバーです。
さらにステップアップしようということで今回の講習会となりました。普段何気なく作ってしまう寄せ植えですが、コンテストの場合はテーマがあります。作品にズバリテーマが表現されていなくてはならないというところが難しいですよね。独りよがりでなく、作品を見た多くの人にもそう感じてもらわなくてはならないから、頭の痛いところです。

この作品は『涼風』というテーマでKさんが作った寄せ植え。彼女のつくる作品はいつも色彩がとても綺麗で心が癒されます。でもステップアップの講習会なので、ちょっと手直しさせて頂きました。作品作りで大切なことは幾つかあると思うのですが、その中でも色から感じ取るイメージは特に大きいです。初対面で人に会う時、その人の服が赤だったらエネルギッシュで行動派に見えるし、暗いブルーだったら沈着冷静、知性派に見えたりするものです。寄せ植えも一緒です。まずテーマ『涼風』から来るイメージ色はやはり寒色系だと思います。暖色では涼しい感じはしません。この寄せ植えでかなりの面積を占めている黄色プリペット‘レモンアンドライム’は暖色。黄色から来るイメージって夏・ヒマワリ・太陽どれも涼しい感じはしません。

やはり主役にするのでしたら寒色系のブルー、ここではルリマツリ(花があまり咲いていないので解りづらいかもしれません)やサルビア、そして脇役としての黄色を少し持ってきた方がいいと思うのですが。あとはフォルムとして涼風が吹いた時にそよいで揺れるもの(グラス)をたしたりするとテーマに近づいてくるのではないでしょうか。これは仮置きなので感じが良くないかもしれませんが、ルリマツリがたくさん咲いてきたら美しい作品になるでしょうね。

ご本人のお許しを得て・・・参加した実力者の方々で〜す。